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体験型ふるさと納税NFT「Game of the Lotus 遠野幻蓮譚」(GOTL)とは?

2023/01/172023/10/23MASA

目次

岩手県遠野市の体験型ふるさと納税NFT「Game of the Lotus 遠野幻蓮譚」とは

地域活性化を促進するためのツールとしてふるさと納税にNFTを活用した取り組みを導入する自治体が急速に増えています。このような事例が増えている背景として、現在のふるさと納税制度の仕組みの一部に問題があると考えられています。

ふるさと納税は主に地域の名産品を寄付主に対して返礼品として返す仕組みのため、域内の特産品資源の数に比例して地域間格差を生みやすい構造になっていることがこれまでも度々指摘されていました。

今回紹介する岩手県遠野市の体験型NFT「GOTL」は、地域の中で根付いているフォークロア(民俗・風習)を上手く取り入れた事例です。地理的制約に縛られることなく、地域活性化に繋げることができるプロジェクトです。

この記事では、GOTLプロジェクトの概要や購入者特典の詳細などを解説していきます。

1.ふるさと納税NFT GOTLの概要


「Game of the Lotus 遠野幻蓮譚」(以後GOTLと呼ぶ)とは岩手県遠野市に伝わる神話、伝承などを記録した柳田国男作の「遠野物語」(1910年)をモチーフに、独自にリ・クリエイトしたストーリーとキャラクターをNFTコンテンツ化、遠野市に興味を持った域内外の人々が交わるプラットフォームとして地域の新しい魅力を発信している話題のプロジェクトです。
プロジェクトHP


左: 天の川と蛍, 右: 黎明の遠野盆地(撮影: 多田宜史)
出典:https://gotl.io/

同プロジェクトには域内外から多くの人がジョインしている「TONO DAO」を中心に展開されており、DAOコミュニティや遠野市に関心を抱く多くの人がクリエイティブな発信をできる憩いの場として活用されています。

2.OpenSeaでの購入手順

「GOTL」を体験するにはまず、GOTLに登場するキャラクタートークンを購入する所から始まります。

下記ふるさと納税ポータルサイトから遠野市に寄付を行い返礼品として受け取るか、もしくはOpenSea(※1)でETH建てで購入する方法が推奨されています。(GOTLはPolygonブロックチェーン上で開発、提供されているプロジェクトのため、ウォレットにPolygonネットワークを追加する必要があります。)
※1.OpenSeaでPolygonのNFTを購入する方法

①.暗号通貨取引所に口座を開設する

暗号通貨取引所に口座を開設するのが最初のステップです。
おすすめはコインチェックです。すぐに口座が開設でき、初心者でも操作しやすいスマホアプリが用意されています。

②.ウォレットをつくる

Metamask(メタマスク)というWeb3のお財布(ウォレット)を作ります。
ウォレットの作り方は「画像で解説!Metamask(Web3のお財布)の作り方」をご覧ください。

③.暗号通貨を取引所で購入する

次は暗号通貨の購入です。1.で作成した暗号通貨取引所で購入することができます。購入するのはまずはETH(イーサ)です。

④.暗号通貨をウォレットに送金する

先ほど購入した暗号通貨を自身のおサイフに入れましょう。

⑤.OpenSeaでアカウントを作成する

代表的なマーケットプレイスであるOpenSeaでアカウントを作成しましょう。
アカウント作成方法は「OpenSeaのアカウント開設方法」をご覧ください。

⑥.NFTを購入する

OpenSeaにアクセスしてNFTを購入してみましょう。
(購入方法は「画像で解説!NFTの買い方」をご覧ください。)
購入後は現地に足を運び地元の提携先のお店にチェックイン、アイテムトークンを入手することが可能で、キャラクターの着せ替えや背景画像の変更などを行い、遠野市ならではのデザイン性を含んだ変化を楽しむことが出来ます。
購入したアイテムはユーザー同士で交換したり、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスなどで売買することが可能です。

3.GOTL プロジェクトメンバーの紹介

主なチームメンバー
佐々木大輔さん(スマニューラボ取締役)
aotakanaさん (イラストレーター)

GOTLはスマニューラボ株式会社と株式会社NextComonsが共同で立ち上げたNFTプロジェクトです。
プロジェクトの発起人である佐々木大輔氏はスマニューラボの取締役兼NextComonsの顧問も務めており、自身が遠野市の出身という背景から地元のフォークロワを活かしたNFTを活用したコミュニティ構築に力を入れています。
デザインは、イラストレーターである、aotakanaさんが担当しています。

4.地元企業と連携した新しい顧客体験とは

GOTLは、体験型NFTとして、遠野市に興味を持ってもらった人に「使って楽しい、訪れて楽しい」をモットーに、新しい顧客体験を届けることを主軸に置いて活動しています。

地域の提携店に設置したQRコードを読み取ると、追加でアイテムをGETできる仕組みを取り入れる事で、キャラクタートークンを購入した人達に対してその地を訪れたことによる付加価値を付与することが可能になっています。(トランザクションはオンチェーンで処理されるため、誰がいつどのくらいの金額を使ったか、ブロックチェーン上で記録される)

買い切り型で一回きりの関係性で終わらない継続的な関係性を構築することで、地域の関係人口、地域GMV(流通取引総額)の最大化にも貢献しています。

5.NFTゲーム開発キットの構造と仕組み

 「GOTL」で登場するNFTは2段階構造になっており、自分の行動によってNFTのレアリティが変化する仕組みになっています。また、今回の「GOTL」で使われているスマニューラボ株式会社が提供する「Tales&Tokens」と呼ばれるNFTゲーム開発向けツールキットを活用することで、運営者はNFTキャラクターのデザインやゲームの企画を用意するだけで、「GOTL」同様にL1,2構造のNFTゲームを展開することが可能となっており、運営者側の開発コストの大幅削減にも繋がっています。
(トランザクションのデータはブロックチェーン上に保管しているため、運営者はサーバーレスで運用が可能、またトランザクション時に発生するガス代 は運営側で支払われるため、ユーザー側に負担は無い)
 
L1トークン:キャラクタートークン
最初の3種類しか発行されない。自分だけのNFTとしてオリジナリティを出すには、後から追加で購入できるL2トークンによってキャラクターデザインを変化させるという方法がある。
 
L2トークン:アイテムトークン
→アイテムトークンとして出し続けることが可能なNFT。L1トークンであるキャラクターNFTに着せ替えアイテムや背景として、装着する事で自分だけのオリジナルNFTを完成させることができる。
 

ふるさと納税サイトへの出品事例

GOTL自体Polygonというパブリックチェーン上で開発されているプロジェクトのためOpenSeaのようなNFTマーケットプレイスで購入することが一般的ですが、近年ではふるさと納税のスキームに乗せてNFTを返礼品として提供する自治体が増えています。

GOTLもその一例であり、今回は「ふるさとチョイス」というふるさと納税サイトで購入することが可能です。一般的なポータルサイトで提供するメリットとしては、暗号通貨を使わずに日本円で購入できるという点です。
これにより暗号通貨に馴染みのなかった大多数の層にアプローチすることが可能になっただけでなく、「TONO DAO」という新しいコミュニティの概念の波及や、地域GMV(流通取引総額)の最大化を図ることに成功しています。

ふるさとチョイス
遠野を旅する「遠野物語NFT(三山女神編)特別版」
□容量
・キャラクタートークン1個
・アイテム15個
遠野を旅する「遠野物語NFT(三山女神編)通常版」
□容量
・キャラクタートークン1個
・アイテム5個

出典:ふるさとチョイス 岩手県遠野市

6.地域フォークロア×NFTの可能性

このような遠野市のケースは特例ではなく、作者の著作権の保護期間の過ぎた逸話や神話などパブリックドメインで使える無形財産は各地域にも存在するものと思われます。
そのため、各自治体がアーティストやクリエイターと繋がり独自のNFTコンテンツを生み出し、展開することは決して難しくありません。

コンテンツさえあれば、スマニューラボ社が提供しているNFTを用いたコミュニティやメディアはその他の地域に置いても横展開できるため、全国1,700以上存在する自治体への流用など今後の展開が期待されます。

7.まとめ

遠野市の「GOTL」を皮切りに多くの地方自治体において、地域フォークロアを活用した持続可能なNFTプロジェクトが生まれてくることでしょう。
このような無形資産の活用は冒頭で説明したようなゼロサムゲームを回避できる有効な手段であると同時に、地域同士を結びつける新たなプロジェクトにも発展していく可能性を大いに秘めていると言えるでしょう。

現在既に新潟県燕三条エリアにおいてNFTゲームの提供を計画されており、こちらの今後の展開にも期待が高まります。

MASA

ブロックチェーン、WEB3業界の知識と、これらの技術がどのよう既存産業に影響を与えていくのかを分かりやすく伝えることをモットーにWEBライターとして発信中。

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