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HOW TO

暗号資産ウォレットの管理方法と選び方|プロが教えるセキュリティ対策

2023/10/042023/11/10TAKUMA

目次

暗号資産ウォレットの選び方や、管理方法に迷っていませんか?
この記事では、ウォレットの基本的な仕組み、特徴、セキュリティ対策を解説します。
あなたの大切な資産を守るために、暗号資産ウォレットの安全性に関して正しい知識を身につけ、適切な対策を行いましょう。

1.暗号資産ウォレットとは


暗号資産ウォレットは、暗号資産(暗号通貨、NFTなど)を保管、送受信するためのデジタルな財布です。

暗号資産ウォレットには、ウォレットアドレスと呼ばれる一意の識別子があり、これを使って他のユーザーと取引を行うことが可能です。

ウォレットは、暗号資産の保管、送金、受取、取引履歴の確認などの機能を備えており、利用者はセキュリティ対策をしっかりと行う必要があります。

1-1.暗号通貨アドレスの意味と役割

暗号通貨アドレス(Cryptocurrency address)は、暗号資産ウォレットの一意の識別子であり、他のユーザーとの取引を行う際に使用されます。

通常、英数字の組み合わせで表され、これを他のユーザーに伝えることで、暗号通貨を送受信することが可能です。

アドレスの行数に関しては42桁であり、エンコード規則に従い自動生成されます。暗号通貨アドレスは、ウォレットの「口座番号」のようなものであり、ウォレット内の資産を管理するための重要な要素です。

1-2.ウォレットの基本的な仕組み

ウォレットは「秘密鍵(プライベートキー)」と「公開鍵(パブリックキー)」を使った暗号システムで、保管している資産を守ります。

公開鍵は誰でも確認できるコードですが、秘密鍵は公開はされないため、管理に十分気をつけなければなりません。

ウォレットには様々な種類があり、使い勝手やセキュリティの強度が種類によって異なります。ウォレットのセキュリティレベルは、オンラインでつながっているホットウォレットと、オフラインのコールドウォレットで大きく異なります。

ホットウォレットは便利ですが、ハッキングのリスクがあるため、一般的にはセキュリティが高いコールドウォレットで暗号資産を保管するのがおすすめです。ウォレットを使用する際は、自分の目的に合ったものを選び、適切に使い分けるようにしましょう。

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2.ウォレットの種類と特徴


ウォレットには、大きく分けて「ホットウォレット」と「コールドウォレット」の2つの種類があります。

それぞれのウォレットには、特有の特徴とメリット・デメリットがあるため、自分のニーズに合ったウォレットを選ぶことが重要です。

2-1.ホットウォレット

ホットウォレットは、インターネットに接続された状態で暗号資産を保管するウォレットのことです。インターネット環境があれば、どこからでも簡単に暗号資産にアクセスできるため、取引を頻繁に行う人には非常に便利でしょう。

しかし、インターネットに接続されているため、不正アクセスのリスクがあります。そのため、二段階認証や生体認証などのセキュリティ対策が一般的に推奨されています。

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2-2.コールドウォレット

コールドウォレットは、インターネットから切断された環境で暗号資産を保管するウォレットです。コールド・ストレージとも呼ばれます。オフラインで保管されるため、ハッキングのリスクがなく、セキュリティ面で非常に信頼性が高いです。

コールドウォレットは、大量の暗号通貨を保有しており、頻繁に取引を行わない、長期的に保管したい人に特におすすめのウォレットです。

コールドウォレットには、暗号化されたアドレスと秘密鍵をQRコードに変換して紙で保管する「ペーパーウォレット」と、USBメモリなどのハードウェアで保管する「ハードウェアウォレット」の2つのタイプがあります。

3.安全なウォレットの選び方


暗号資産ウォレットを選ぶ際には、次の3つのポイントを考慮して選びましょう。

  • 保管や利用の目的に合ったウォレットを選ぶ
  • 対応している暗号通貨を確認する
  • 機能性やセキュリティ性能を比較する


それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

3-1.保管や利用の目的に合ったウォレットを選ぶ

ウォレットには、様々な種類があります。自身の目的に合ったウォレットを選びましょう。以下は、参考例になります。

3-2.対応している暗号通貨を確認する

ウォレットは、対応しているブロックチェーンと暗号通貨が異なります。自身が保有する暗号通貨に対応したウォレットを選びましょう。

ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな暗号通貨であれば、対応しているウォレットは豊富です。一方、マイナーな通貨を利用する際は、対応しているウォレットが限られているため、注意しましょう。

3-3. 機能性やセキュリティ性能を比較する

ウォレットの選択肢が複数ある場合、機能性やセキュリティ性能を比較して、自分のニーズに合ったウォレットを選びましょう。

セキュリティ性能に関しては、ハッキングのリスクを最小限に抑えるための機能がどれだけ備わっているかを確認することが大切です。例えば、二段階認証や生体認証、暗号化技術などのセキュリティ機能が搭載されているかをチェックしましょう。

また、ウォレットの更新履歴やユーザーレビューを参考に、定期的なセキュリティアップデートが行われているかも確認すると良いでしょう。

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4.ウォレットのセキュリティ対策


暗号資産ウォレットのセキュリティ対策は、資産を安全に保管するために不可欠です。ウォレットのセキュリティを確保するためには、ハッキングのリスクを理解し、リカバリーフレーズを適切に保護することが重要になります。

また、リボーク(Revoke/取り消し、アクセス権限の撤回)のやり方と注意点を知ることで、ウォレットのセキュリティをさらに向上させることができます。

4-1.ハッキングのリスクと対策

暗号資産ウォレットのハッキングリスクと対策に関して、それぞれ詳しく解説します。ここでご紹介している内容は、必ず押さえておきましょう。

4-1-1.二要素認証(2FA)を利用する

二要素認証は、アカウントのセキュリティを強化するための追加のセキュリティ要素です。通常、2つ目の要素は時間ベースのワンタイムパスワード(TOTP)として知られる、ランダム化された6桁のコードを使用します。

このコードは、Google AuthenticatorAuthyなどの認証アプリから生成可能です。

4-1-2.ブラウザ拡張機能はリスクを理解した上で利用する

ブラウザ拡張機能はとても便利ですが、利用にはリスクが伴います。

ほとんどのブラウザ拡張機能は「サイトデータの読み取りと変更」の権限を要求し、データに対して何でもできる状態です。安全であった拡張機能であっても、悪意のあるコードを含むように更新される可能性があります。

4-1-3.基本的な暗号通貨の仕組みを理解する

基本的な暗号通貨の仕組みについて、理解していることはとても大切です。知識の不足は、詐欺の被害に遭う最大の理由の1つであり、詐欺師からも狙われやすくなります。

知っていれば未然に防げる詐欺事例も非常に多いため、ビットコインやイーサリアムをはじめとした暗号通貨、NFTなどを取り扱う人は必ず押さえておきましょう。

4-1-4.秘密鍵はオフラインで保管する

秘密鍵をオフラインで保存することで、ハッカーがコンピュータをコントロールしても、秘密鍵がハッキングされるリスクを大幅に軽減できます。

4-1-5.SNSなどでのプレゼント詐欺に注意する

プレゼント詐欺は、暗号通貨の一般的な詐欺の1つです。例えば、指定されたウォレットアドレスに暗号通貨を送金すると、暗号通貨が2倍になって返ってくるというものが挙げられます。

これらの詐欺は、無料のプレゼントに対して時間制限を設け、意思決定を鈍らせ、偽りの緊急性を装う特徴があります。

4-1-6.フィッシングメールは開かない

フィッシングメールとは、ユーザーにリンクをクリックさせて偽のウェブサイトへ誘導し、シードフレーズを入力させたり、パスワードをリセットさせたり、暗号通貨を送金させたりする詐欺行為です。

差出人不明のメールを受け取った場合は、知らないメールアドレスからのリンクや添付ファイルを開かない、個人情報やパスワードを誰にも漏らさない、差出人不明のメールは削除するようにしましょう。

4-2.リカバリーフレーズの保護方法

リカバリーフレーズとは、暗号資産ウォレットを復元するための一連の単語を指します。ウォレットを作成する際に生成され、通常は12から24の単語から構成されています。

ウォレットが紛失、破損、ハッキングされた場合、リカバリーフレーズを使用してウォレットとその中の資産を復元することが可能です。

リカバリーフレーズは非常に重要な情報であり、これを知っている人はウォレットの資産にアクセスできます。そのため、リカバリーフレーズの保護は最優先事項と言っても過言ではありません。

リカバリーフレーズの具体的な保護方法としては、以下の通りです。

  • 金庫や封筒に入れて、引き出しの奥に保管する
  • 家族にも共有せず、自分だけが知っている場所に保管する
  • リカバリーフレーズを4単語ずつ3つに分割し、それぞれ異なる場所に保管する
  • スチール製のカードにリカバリーフレーズを刻印し、耐火性ある保管箱に保管する


これらの方法を採用して、リカバリーフレーズを安全に保管しましょう。

4-3.リボークのやり方と注意点

リボーク(撤回・取り消し)とは、暗号資産ウォレットのアクセス承認を取り消すことを指します。万が一、ハッキング事件が発生した場合、リボークを行うことでそれ以上の被害を防ぐことができる訳です。

リボークの代表的な方法としては、「BSCSCANETHERSCANPOLYGONSCAN」を用いたやり方が挙げられます。

以下に具体例として、ETHERSCANを用いた方法を分かりやすくご紹介します。

はじめに、Etherscanの公式サイトにアクセスしてください。

画面が開いたら、右上にある「More」を選択します。

メニューが開くので、「Services」の中にある「Token Approvals」を選択してください。

画面が切り替わったら、次に「Contact to Web3」を選択します。

ポップアップメニューが開かれるので、接続したいウォレットを選択しましょう。

ウォレットに接続ができたら、トランザクションが一覧で表示されます。リボークしたいトランザクションを選んで「Revoke」を選択し、実行してください。

5.暗号資産ウォレットの管理方法に関するよくあるQ&A


ここでは、ウォレットの管理に関する多くの質問や悩み等の中から、特に多かった内容だけに絞って質問形式で分かりやすく解説しています。

5-1.暗号資産ウォレットのパスワードを忘れた場合の対処法は?

ウォレットのパスワードを忘れた場合、リカバリーフレーズを使用してアクセスを回復させることができます。リカバリーフレーズは、ウォレットを作成した際に提供される一連の単語で、これを正確に入力することでパスワードをリセット可能です。

万が一、リカバリーフレーズを紛失した場合、ウォレットへのアクセスが永久に失われる可能性があるため、大切に保管してください。

5-2.複数のウォレットを持つことは推奨されますか?

複数のウォレットを持つことは、資産の分散とセキュリティの向上に役立ちます。しかし、複数のウォレットを管理するのは手間がかかるため、自分のニーズと能力に合わせて選択してください。

5-3.ウォレットのアップデートはどれくらいの頻度で行うべきですか?

ウォレットのアップデートは、セキュリティの向上や新機能の追加のために定期的に行われます。ウォレットの公式サイトやアプリストアを定期的にチェックし、新しいアップデートがあれば積極的に適用しましょう。

5-4.ウォレットを新しいデバイスに移行する際の注意点は?

ウォレットを新しいデバイスに移行する際は、リカバリーフレーズを使用してアクセスを回復させます。新しいデバイスが信頼性のあるものであることを確認し、セキュリティ対策を適切に行ってください。

また、移行後は旧デバイスのデータを安全に削除してください。

5-5.ウォレットの取引履歴はどのように確認できますか?

ウォレットの取引履歴は、ウォレットのアプリや公式サイトで確認できます。

また、暗号通貨のブロックチェーンエクスプローラー(Etherscanなど)を使用して、ウォレットアドレスを検索することで、取引履歴を公開情報として確認可能です。

TAKUMA

『仮想通貨に関する知識を1UPさせる!』をテーマに情報発信しています。仮想通貨歴3年目。BTC・ETH・XRPに積立投資中。ファイナンシャル・プランニング技能士2級、日商簿記3級を保有。

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